PACO展 ギャラリー happa

スキーマ設計デザインの３ｍ×３ｍ×３ｍのスモールセカンドハウスを見学。
係りの方が非常に親切に説明をしてくださり、さまざまな発見があった。

１０㎡以内であれば物置として申請できるらしく、固定資産税対策としてのコスト削減も見越した経済的な設計条件から生み出された大きさの設定だそう。

四畳半のスペースは、ユニットバスや流し、ハンモックがあるにもかかわらず天井が高いため広く感じた。
床を少し高いレベルに設定することによって床下収納や、掘りごたつ状のテーブルなど、空間に変化を生んでいた。

最先端のLEDライトや微弱電流探知を応用したスイッチ（外見上壁だが触れると照明がつく）、自動で開く屋根など、ハイテクなつくりになっていた。

内装デザインの世界もアートと同様にハイテク化されているのだろうか？

キッチン表面の透明アクリルの接合部や、サッシの見えない天窓などディテールに、さまざまアイディアがすばらしかった。

セカンドハウスの用途にとどまらず、ビーチや森林におけるゲストハウスへの転用も視野にいれた計画だそう。