『animated 発想の視点』  平田晃久 著

内発性・A A` A``・開かれた原理・対角線的・360°・ひだ・同時存在の秩序・動物的本能・脱{床本位制}・人口という自然 という10のキーワードをもとに文章と図版から構成されている。

一見絵本のように図版がたくさんあり文字が大きいが、文章は哲学的でりあらゆるジャンルのテクストを引用してる。
他の建築家の建築の図版も積極的に引用しており、近代建築のなかでもニュートンの絶対空間の枠組みにおさまらないような空間をもつ建築を引用している点は、とても新鮮に感じた。
おおきな文字で表現することに関しては、
建築は言葉でかたれない領域があるとする一方で「建築家にしか語れない言葉がある」とする姿勢が現れている。