5/17 『+/−』 池田亮司 個展 現代美術館 ・ 『トニー滝谷』 市川準 監督 村上春樹 原作

『+/−』 池田亮司 個展 現代美術館
像を掴めないような、映像と音で、巨大な展示空間が、ガラリと変わる。製作プロセス・手の内を見せられているよう、すべてがあからさまに表層に現れているかのようでも、深さを感じる。
ヤノベケンジさんの『トラやん』は、違ったスタンスでハイテクをつかってる。↓

常設展で、田中功起さんの作品を生で初めて見る。
大好きだけど、都の美術館にあれが展示されているってことにクレームこないのかなって思うくらい脱力していた。


 『トニー滝谷』 
シーンの切り替わりがとってもうまい。主人公のアトリエもかっこいい。
衣装室(物語における重要な場所)の部屋の厚みのある梁の出かた、空間の重心の選択は、ラストシーンと驚くくらい調和している。カメラの構図もあるのかもしれないけど、ロケーション抜群にいい。
イッセイ尾形さんの演技がとってもいい。宮沢りえさんは100パーセントの美人。