「建築をどのように考えるか?」 槇文彦 講演会 IN東京藝術大学
槇さんは1920年生まれ、80代になってもいまだ精力的に設計活動をされている。
初期のプロジェクトから、最新のプロジェクトまで体系的に分析した図に始まり。
建築の時間性、テクノロジー、表層というカテゴリーをあげながらどのように、現代に建築を設計する際にそれら編みこみながら建築を考えてこられた軌跡をさまざま図版を含みながら説明をされていた。
メモ
・母語と普遍語(サンスクリット語・アラビア語・ラテン語)・バナキュラー建築とインターナショナル建築のアナロジー
普遍語は新しい言語が生み出されるたびに、広域にひろがっていき改良されていく。
・パブリックスペースはひとりでも気持ちよくいられる場所は、数人のむれをなしているときでも居心地がいい場所であるが、その逆はない。
敵から身を隠してすまう、動物的感性の継承
・時は 記憶と経験の蓄積である。
都市と建築の調停者である。
建築の最終審判者である。
経験と時間の重要性
・隅いりのエントランスは内部と外部を調停する。
直角に体勢をかえてアプローチすることへのクリティークな姿勢
・プラン上で銅線をひだ状にすることによって空間に奥行きをだす。
奥行きの敷地系でどのように奥行きをだすか
・装飾は対話をうむ
装飾をはいしたモダニズム建築をリノベーションすことの可能性を問う