「『建築論事典』をめぐって−建築論と建築の現在を考える−」見学

日本有数の各分野の建築エキスパートが集い、ハイレベルな議論が展開されあっという間の3時間。
暗黙知的なキーワードの背景になるコンテクストを追いきれず、いくつかの固有名詞に関する理解ができていない僕でも、意識を失うことなく聞けたのには、『建築論』という分野の特徴と、建築論をめぐる外延的な議論を展開したいという指針による。全体性を内包しインテグレイトする(しようとする)姿勢。
学・フォーム以前のナイーブな視点としての建築論は、建築が人間にどう働らいているのか、物の表れの現象を、記述する。対人・社会文化への思考、人・建築のペアリング。図式解釈における「意味のぺアリング」は、要素間の相互関係という、具体的対象以外の関係性を記述することができる。


(書きながら意識を失う)



建築論 は 建築を元にセカイを理解する一つの方法である。

人間は建築家であるべきだ

人は詩人のように住まう 

ヘルダーリン


強靭な知識に裏づけされた言葉は、コンテクストなしで呑み込んでしまうと、胃が痙攣してしまいそうだけど。
信じてみたくなる。